ほしがりさんの日常

20代♀のなんてことない日常

妊活してわかったこと④ 完

 

yumanonrabbit.hatenablog.com

 

前回の記事を読んでいない方はぜひ☝を一読ください!

今回で完結です。

不妊治療に向き合えたことから妊娠へ。

 

 

そんな内容です。

 

 

最初に産婦人科に行って妊活を始めだしてから

1年が過ぎようとしていたころでした。

とあることがきっかけ※で

近くの神社に夫婦でお参りすることにしました。

目的は食べ歩きでしたが。

 

(※前回の記事でお話しした内服の薬を順番を逆に飲んでしまい

先生に注意をされた後でした。薬剤師さんにきちんと確認しなかった私が悪いのですが後からみたら薬の袋の記載もどちらとも『生理後』と書かれており、私は一袋のほうしか確認せず、こっちが先に飲むほうねーって思いこんでしまっていたことが発覚しました。みなさんもこういった特殊な薬は薬剤師さんの話をよく聞きいて、薬をきちんと確認した上で処方しましょう。)

 

その神社はお祭りの時には何度か行ったことがあったり

友人が来た時に何度か足を運んだことがある程度で

馴染みがあるとはいいがたい場所なのですが

歩いて行ける距離でしたし

何より私が不妊治療のことで悩んでいたこともあり

旦那が頻繁にいろんなところに連れていってくれてたのですが

その日はあまりにもふさぎ込んでいたので

腰が重く、出かける気がないと意地を張っていたのですが

近場で気分転換しようと、行くことに。

 

週末の賑わいも多少あり、あまり乗り気ではなかった私ですが

お参りするとなると必死で。

 

もう、神頼みだ。

 

 

『今年中に子供を授かれますように。

私たちのところに赤ちゃんが来てくれますように。』

 

そう三回も復唱してお願いしました。(もちろん心の中で)

 

 

旦那の目論み通り私は、このあと機嫌がよくなり

食べ歩きを満喫したのですが

本題はここから。

 

 

 

このよく月の半ばに、生理がこなくなった。

予定日から3日くらいでは単純に遅れてる可能性もあるし

1週間待ちました。

ドキドキです。

職場でもトイレに行くたびに、生理くるな、生理くるな!と

何度も思ってましたし、少しでも頭痛や腹痛があると

生理じゃないよね?やだよ。やめてよ。とず~と思ってました。

 

妊娠の前兆に検索したことがあったのですがそこには

『少量の出血がある』『おりものの変化』『高温期が続く』『乳房の痛み』

など個人差はあるものの、何かしらの変化があるものだと思っていましたが

正直私は、記録をつけていたのでわかりやすそうな

体温ですらあまり変化がありませんでした。

確かに、生理が来るときほどの歴然とした低温ではなかったのですが

高温期ってほど高くなく、そのほか症状もない。

 

上記にもあるように、薬を間違えて飲んでしまったことがあったので

今回はちゃんと確認してのんでたけど、その影響なのかな・・

と期待もせず、とりあえず初めて1週間も遅れていたので

半分興味本位で検査薬を買うことにしました。

これで反応なければ、病院予約しよーっと旦那とも話ました。

 

 

薬局で、検査薬を買った。

けどそもそも人生で初の検査薬。

使い方を見てもなんとなく自信がないし

こんなんでホントにわかるの?という疑問。

実際よくある検査薬で陽性だったけど、病院行ったらなにもなかった

 

そういったことがあることを知っていたからこそ

期待もしていなかったし

陽性が出たからと言ってまだ喜びもできないのか。

と冷静になってる自分がいました。

 

トイレに行き、あとは待つだけ。

 

晩御飯の支度をしながら待つことにしたら

時間がたちすぎて1時間後。

旦那もそろそろ帰ってくる頃になり、思い出したかのようにみると

 

 

線が、、、ある!!!

 

 

 

期待しないほうがいいなんて思ってたのに

線があるのをみた瞬間

あまりの衝撃にうれしすぎてガッツポーズをしてました。

ドラマとかでしか今まで見たことない光景が、目の前で起きている。

早く旦那にも言いたい!

そう思ったけれど、やっぱり検査薬だけでは信用が怪しかったので

旦那の前では

 

 

『一応線でたよ、でも病院行ってちゃんと確認してもらうね。』

とすごく冷静に報告してました。

線が入った検査薬、旦那も初めてみるものだったので

すげえええええええ(; ・`д・´)とまじまじと見ていました。

 

 

二日後、予約がとれて病院へ行き

受付をすませて待っていると看護婦さんが奥からきて

 

『らびさーん、あのね検査薬はしたかな?』

 

はい、一応しました。

 

『あ、そうなのね、じゃあ尿検査はいいね。診察するから待っててね』

 

その後、診察室に入ってみると

以前、診断書出しましょうか?と打診してくれた優しそうな先生だった。

検査薬で線はでたけど、どうなのかという話をすると

『らびさんの場合、内服してますしタイミングも合わせてますし

信用していいと思いますよ。これから見てみましょうね。』

内診室へ案内されて

台の上にのるとき

 

心の中で必死に

『お願い。本当にお願い。』

 

台から超音波で内診している見えるようになってるので

そのモニターを見てくださいねと声を掛けられ

見ていると

 

『あ、うん。ここだね。わかる?』

 

 

そこに映っていたのは

ただの白いまる。

 

 

 

 

 

 

『わかります。見えます。』

 

 

私が子を授かったのを実感した瞬間でした。

 

 

 

 

私は高校生の時から生理痛が重くて、それでも婦人科に行ったことはなかったです。

勇気がいるものだったし、そもそも母親にそういった相談をせず薬飲めば治るって思いこんで過ごしていました。

けれど、子宮内膜症かもしれない

不妊症かもしれない。

そう思った時に、後悔しました。

 

もっと早く婦人科に行くべきだった。

子供がほしいって思っているのに、子供を授かるべき自分の体の状況を

今まで一度も知ろうとしなかった自分に怒りすら覚えていました。

 

 

10代で産婦人科に行くことは恥ずかしいことじゃない。

なんなら私が通ってる間に中学生くらいの子がお母さんと来てるのをみて

お母さんが娘さん想いで愛されているのだなと感心しました。

私が、私の母に愛されてなかったということではありません。

いつだって気にしてくれていたしも飲めば治るかもしれないけど飲みすぎちゃだめだと

教えてくれたのも母でした。

母も私に気を使っていたのかもしれません。自分から言い出すのを待っていたのかも。

母が亡くなってしまった今となっては推測でしかありませんが

おそらくただ、予測していなかった。想定していなかった。それだけなのです。

 

 

私は私がこういった経験をしたからこそ

自分の子供には寄り添って意識していきたいと改めて思いました。

結果、初産婦人科は妊活への一歩になりました。

通いながら精神的に苦痛に思っていたのは

 

自分の自分への体への無知。

 

 

健康診断しかり、人間ドック然り

自分の体のことを知ることは大事です。

私が今までなあなあに流してきたつけが回ってきたのだと

何度後悔していました。

 

もっと早くわかっていたら

子宮内膜症になってなかった?

 

不妊治療しなくて済んだ?

 

こんなに悩まなくて済んだ?

 

そう自問自答するたびに

過去の自分が憎くて仕方なかったし

どうすることもできないのが悔しかったです。

 

女の人に限らず

生殖器に限らず

自分の体の状況、状態をしるためにも

変化があったら早めに病院へ行きましょう。

 

私の場合は結果的に子供を授かることができ

出産にもトラブルがなく済みました、が。

 

命がけなんです。

その命がけで頑張った奥さんを支えるためにも

旦那さん、男性には病気をしないようしっかり体調を整えてください。

 

出産もつらい。

けど産後はもっとつらい。

 

産後うつ、そんなワードについても

また後日記事にしますね。

 

 

とにかく

妊活をして健康の大切さ

病気が恥ずかしいことじゃないということ

通院を繰り返すことへのメンタルへの影響

 

 

たくさん学ぶことができました。

 

かなり個人的な内容ですので

参考にならないかもしれませんが

すこしでもこれを機会に

妊活・不妊治療・妊娠・出産などへ興味もっていただけたら嬉しいです。

 

 

長文読んでいただきありがとうございました。